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バケツ型で簡単!ボカシコンポストでサスティナブルな暮らし。EM菌で生ゴミを家庭菜園の堆肥・有機肥料に【SDGs】


mico

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ずっとずっと気になってたコンポストをついにお迎えしました。

我が家の庭の一角にはこのような小さな畑があり、

今年も沢山のトマトやキュウリなどの夏野菜を収穫する事が出来ました。

くま型きゅうり↓
家庭菜園でデコきゅうり♪「くま型きゅうり」と「ハートのトマト」を栽培してみた。星型・ハート・クローバーも♡

こうして畑をするようになってから数年経ちますが、実はその間にコンポストについては何度も何度も調べました。

でも、イマイチやり方がピンと来こなくて、、

  •  なんだか難しそうでよくわからない
  •  大変そう
  •  虫が湧いたりして恐怖

というイメージがあり色んなサイトで調べてはみるものの、自信を失くし画面をそっと閉じる。
というのを何年も繰り返していた次第です。

ある日、たくさん出る生ゴミを横目に再びコンポストについて再び調べて見ると。

「こんなに簡単なコンポストがあるんだ」と思うものを発見!

私の選んだコンポストはバケツ型のボカシコンポストなのですが、

この夏実際に運用してみたところ、これなら簡単だしずっと継続して続けられそうと実感できました。

どれくらい簡単かというのを例えるなら「ぬか床を管理する」くらいの感覚と言ったら分かりやすいでしょうか。

こちらの記事では、過去の私のように全く知識のない方が見ても解りやすい&これならやってみようかな〜と思ってもらえるよう、コンポストについてにまとめてみました。

どうぞ最後までお付き合い下さい。

消滅型コンポスト「キエーロ」についてはこちら↓

無印良品でコンポスト『ミニキエーロ』ならマンションのベランダでもOK!サスティナブルな暮らし・SDGs

用意するのはこの2つだけ

家から出る生ゴミを利用してエコで良質な肥料が作りたい!と思い見つけたのがこちらのコンポスト。
バケツ型コンポストです✨コンポストって外で大きな箱を置いて、落ち葉とかミミズとか、、というイメージをお持ちの方も少なくないと思います。

リブウェル バケツ型コンポスト ホワイト

しかしこのバケツ型のコンポストならとても気軽に始められ、費用もさほどかかりません。

我が家が採用したコンポストの場合、生ゴミ以外に用意するのはこちらのバケツ型コンポストEM生ゴミ発酵促進剤のみです。

用意するもの
  •  バケツ型コンポスト
  •  EM生ゴミ発酵促進剤
  • 家庭から出た生ゴミ

バケツ型コンポスト

自治体から助成金が出る場合も

コンポストは自治体によっては助成金の対象となり、購入代金の一部(最大90%)が返ってくる事もあります!
まずはご自身の自治体のHPなどをチェックしてみてくださいね。

EM生ゴミ発酵促進剤

アイリスオーヤマ コンポスト 生ゴミ発酵器用発酵促進剤

EMとは善玉菌でいわゆる微生物群(Effective Micro-organisms)と言われていますが、このEMが有機物(生ゴミ)を分解し、腐敗する事なく環境や人にとって良い物質へと変化します。

EMは酵母や乳酸菌・善玉菌のようなもの。と考えて頂ければ解りやすいと思います。

しかしこのEMをめぐっては疑似科学だとの批判もあるようです→ウィキペディア参照

EMとは?→シャボン玉石鹸HP参照

このEM生ゴミ発酵促進剤はAmazonやホームセンターなどで数百円程度で手軽に入手する事ができ、ランニングコストがとても良かったというのも私が始めてみようと思った大きな理由の一つです。

EMは自治体で安く入手可能な場合も

私の住んでる地域では残念ながらコンポストの助成金制度はありませんでしたが、市役所にある環境対策課でEMの格安販売をしていました。

これは500gで200円。Amazonよりもコスパは良いです。

Amazonの物とはまた違ったふかふかしたEMで、いかにも菌が生きてる!って感じがします。ただ、開けた時に小さな虫が飛び出してきてびっくり!飛び出して行ったのに次に開けるとまた出てくるという不思議な袋(笑)この中で生まれてるのかな?保管する上で少し抵抗があるので継続して買うかは迷うところです。

コンポストの仕様

楽天で購入したコンポスト、価格は送料込みで2290円でした。

カラーは3種の中からインテリアに合わせやすいホワイトを選びました。他にブラックとイエローがあります。

サイズ:約幅29×奥行29×高さ41cm
容量:約19L

しっかりとしたシール蓋になっており匂いが漏れないようになっています。

リブウェル バケツ型コンポスト ホワイト

中にはこのようなスノコの様な物が入っていました。

下には発酵液を抜く蛇口があり、軽量カップも付属されています。

取っ手付きの本体は片手で軽々と持てます。

こちらはパントリーの片隅。蛇口を壁側に向ければ、ただの白いバケツのようで、知らない人はコンポストだなんて気付かないはず。室内に置けるデザインというのは嬉しいですね。

リブウェル バケツ型コンポスト ホワイト


早速使ってみよう【使い方・運用方法】

コンポストの使い方・運用方法は驚くほど簡単です。

①水切りした生ゴミを用意する

水切りを十分にした生ゴミ。この日はキャベツの芯や外葉、人参の皮などが出ました。
ベジプロス(野菜出汁)にしてもいいのですが、毎回は出来ないので今回はコンポストへ。

②EM生ゴミ発酵促進剤を振りかけ混ぜる

生ゴミ500gに対してEMを約15〜20g振りかけます。(夏場は多めに)

上からパラパラ〜っとかけて、軽く混ぜます。(古く使わなくなったしゃもじなどで)

粉洗剤についてたスプーンを再利用。スプーンにだいたいこれくらいで20g!というのを覚えておくために最初だけ計量しました。あとはだいたい感覚で入れてます。

③空気に触れにくくするため、ビニールをかぶせる

空気に触れない方が上手く発酵するため、スーパーの袋でもなんでもいいのでビニールを被せます。

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日々の作業はたったこれだけです!
  1. 水切りしたゴミを入れる
  2.  EM菌を入れて混ぜる
  3.  ビニールを被せて蓋をする

しばらく熟成させる(一次発酵)

上記の事を繰り返し、バケツにある程度たまってきたら直射日光の当たらない場所で発酵熟成させます。
発酵熟成といっても、ただ放置するだけです。
(※夏場は約10〜15日・冬場は15〜20日くらいが目安)

もし蓋が膨らんでいたらガス抜きをしてくださいね。

2個使いがおすすめ

熟成の期間はコンポストに新たな生ゴミを追加することが出来ないので、2個使いがおすすめです。

リブウェル バケツ型コンポスト ホワイト

こちらのコンポストの容量は約19Lですが、4人家族の生ゴミの量としては十分すぎるくらいの大きさでした。

最初は1個でいいやと思いましたが、実際に使ってみると生ゴミは毎日出るものなので2個の必要性を感じやはり追加購入することにしました。
(大きな畑等がなく、処理しきれない場合は1個で十分だと思います)

熟成中のコンポストはシューズクロークの片隅へ。運用中のコンポストはパントリーの片隅に置いて交互に使っています。

熟成発酵中に出るEM活性液がすごい!

コンポストを作っていて嬉しいのがEM活性液という副産物。

コンポストで一次発酵中、下の蛇口からこのような液体が出てきます。

これはEM活性液と呼ばれ、なんと液肥や下水の浄化に使えちゃうんです。

1000〜2000倍に薄めて植物にあげる

私はこのEM活性液が出てくるのが一番の楽しみと言っても過言ではないくらい。

抽出したEM活性液はジョウロに入れて1000〜2000倍に薄めて植物の水やりに使っています。

しかも畑に撒くと土壌改善にもなり、弱った作物にもおすすめです!

下水の浄化に使える

下水の浄化には排水溝に500倍に薄めて1〜2L流してあげると、排水管のヌメり分解され臭いが消えるそうです。

我が家は浄化槽なので、たまにトイレにも流しています。川に流せば水質が良くなったりと、環境にとても優しい液体なんですよ。

このEM活性液は空気に触れると腐りやすく保存ができないので、こまめに抜いてすぐに使うようにしましょう。

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私は出てくるのが待ち遠しくて、すぐに使っちゃいます

コンポストの匂いについて

生ゴミを追加する度に開けるとやはり匂います。

でもその匂いは例えていうならば”ぬか床のような酸っぱい香り”です。

コンポストに生ゴミを入れ始める最初の方はほとんど気にならないのですが、中身がいっぱいになる頃には最初に入れたものの発酵が進んでいるので酸っぱい匂いが漂います。

果物の皮を多めに入れた時は、少しフルーティーさが加わり臭いとは思いませんでした。「入っているのもが野菜クズ」というのを知っているせいか「野菜がいい感じで発酵してるな〜」くらいの感覚です。

ただ家の中で開けると匂いが部屋に籠り家族が嫌がるので、コンポストを外に持っていき開けるなどしました。
(取っ手が付いてるのでひょいと運べるバケツ型にして正解でした)

中身に何が入っているのかを知っている人とそうでない人では匂いの感じ方は異なるかもと思います。

肉や魚などの動物性を入れるか入れないかでもまた変わってくるでしょう。
(我が家はまだ動物性の物を入れた事がありません)

ただ、蓋さえすれば例えリビングのど真ん中に置いていたとしても気になる事は無いので我が家はパントリーで保管する事が出来てます。

発酵が進むにつれ匂いは次第にキツくなってくるので、蓋を開けている時間を短くする為に予め別の容器の中で生ゴミとEM菌を混ぜてからコンポストに放り込むという方法もおすすめです♪

畑・土に埋める(2次発酵)

一次発酵ではまだ食べ物の形が結構残ってます↓

二次発酵はこのように畑やプランターの土に埋め、その後寝かせます。

一次発酵したものはまだ酸性が強いため、直接作物や根っこに触れないようにしなければいけません。

畝(うね)と畝の間に穴を掘ってそこに土と混ぜるように埋めます。

※この頃になると結構匂いはキツいです!

一週間程度で酸性→中性に代わり、夏場は10〜15日、冬場は15日〜30日で土に還元されるそうです。

埋めてしばらくした後、興味本位で掘り返してみましたが野菜クズがどれなのか分からないくらいちゃんと土に還っていましたよ。

mico

生ゴミが土に還り、畑の有機肥料となったのが分かった時すごく嬉しかったです♪

プランターの場合は土→有機肥料→土でサンドすればOK!

白カビについて

生ゴミを追加する時や発酵後に白カビが見られる事がありますが、これは発酵が上手くいった証拠なので問題はありません。

逆に黒カビや青カビは失敗なので畑に詰める際、EM菌を多めに振りかけた後、たっぷり土を被せて踏み固めると良いそうです。

黒カビや青カビが生えるのは日々の生ゴミ追加時、EM菌が少ない事が考えられるので特に夏場は多めにかけるようにした方が良いかもしれません。

コンポストに入れて良いもの

貝殻・タネ・骨・にんにくなど臭いのキツイもの以外

肉や魚・油も入れても良いそうですが我が家では野菜や果物の皮が中心です。

きのこの石づきの部分などや、

他にも子供の食べ残したご飯などを入れる事もありました。

ラーメンの小さな麺の食べ残しは塩分が気になったので調べてみると、食べ物に含まれている塩分は畑の土の全体量からするとほんのわずかな量なので問題は無いとの事です。
だけど私は何年も畑に入れ続けてると「チリ積モ」になるのではと思い塩分の含んだ食べ物は控える事にしました。

バナナの皮は刻む

よく出る生ゴミの一つ。日常的に食べるバナナの皮。分解を早くするために少し面倒ですが刻んでます。肥料となると思うと嬉しくて苦ではありません。最近はキッチンバサミを使ってチョンチョンと細かく切っています。

バナナの皮はとても良い肥料になると知ってからはバナナを積極的に食べるようになりました。

麦茶やコーヒー・紅茶の出がらしも

麦茶パックの出がらしは毎日何パックも出ます。パックを破いて中身だけを入れてます。

玉ねぎやトウモロコシの皮は不向き

トウモロコシの皮や玉ねぎの皮は分解に時間がかかりいつまでも残るので不向きです。

野田琺瑯に貯めておく

しばらくして、生ゴミを一時保管しておく為の容器をお迎えしました。
もともと付いてたシール蓋だと匂い移りが気になる&両手で開け閉めをしなければいけなかったので蓋も琺瑯の物を別途購入しました。これならシンクの上に置いてもキッチンの背面棚に置いてもなんとなく清潔感があるかなと^^

これはお茶殻とバナナの皮が入っています↓

一日貯めた生ゴミをその日の夜か、翌日の朝のコンポストに放り込んでます。

まとめ

家庭で出た捨てるしかなかった生ゴミが良質な有機肥料となり、美味しい野菜が出来、また食卓に上がる。
これって単純にすごい事だと思いませんか?

家庭から出る生ゴミは水分が多く、その水分を含んだゴミを燃やす為には膨大なエネルギーが使われるそうです。

毎日の生ゴミが有機肥料になるというのが魅力で始めましたが、これが結果的に環境に優しくサステナブルだという事が嬉しいですね。

何より今までもっと難しいと思っていたコンポスト、実際にやってみて驚くほど簡単でとても楽しい!
今までどうしてあんなに難しく考えていたのかな?

バケツの構造は単純なので、もしからしたらもっと手軽な物でも代用でき(100均などで)、1人暮らしや家族の少ないご家庭でも簡単に始めれるのではないかなぁと思います。(←この方法なにかしら考え中です!)

この記事を読んでいてコンポストやってみようかな?と思う方が1人でも増えたら嬉しいです^^

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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