今日は庭の様子を少し。
梅雨明け現在のお庭の様子です♡
(庭へはウッドデッキから降りて来れるようにもなっています。)
ウッドデッキの様子はこちら
家づくりで予算を使い切った我が家・・・
と思い
去年の8月頃に、グランドカバーにとヒメイワダレソウ(リピア・リッピア)を植えました。
物凄い繁殖力でたった1年弱でかなりの面積が覆われました。
今日はその様子について書いてみたいと思います^^
Contents
ヒメイワダレソウ(リピア・リッピア)って?
クマツヅラ科 フィラ属
主にグランドカバーとして植えられる事が多く、芝生に比べ手入れなどが簡単です。茎が地面を這うように広がり、その茎からも根っこが出て横に横にどんどん広がっていきます。とっても強い植物で、肥料も必要ありません。
6月くらいからご覧のような小さな可愛い花が沢山咲きます。
花の大きさは1センチ〜1.5センチ。
耐踏圧性があるので踏まれても大丈夫!
冬には一旦茎を残して枯れますが春になるとまた蘇って花を咲かせます。
ヒメイワダレソウをグランドカバーにした理由
理由その①雑草対策の為
繁殖力の強さから雑草を駆逐してしまうので、ヒメイワダレソウを植えたところの雑草がうんと減りました。
毎年夏になると、あっという間に雑草だらけになる庭の手入れがかなり楽になりました^^
⬆︎ここまで密集してくると、こんな風にたまにぴょこんと雑草が出てるくらい。
ヒメイワダレソウの無い部分や密集していない部分は相変わらず雑草に悩まされています^^;早く庭一面グリーンになって欲しいな。
理由その②痩せた土地でも物凄い繁殖力
職場近くのアスファルトに野生のヒメイワダレソウがモリモリ繁殖してました。
我が家の痩せた庭でもこれなら育てられる!と思った事がきっかけ。
理由その③安価でお金がかからない
痩せた土地でも育つので土を大量に用意する必要がない事。
繁殖力旺盛なので初期投資が少額で済みます。肥料も水遣りもしなくていいので、ランニングコストパフォーマンスも良し!
ちなみに1ポット198円くらいで入手しました。
最初はたった数株のポット苗から
たった数株のポット苗から。こんなに繁殖しました。
ヒメイワダレソウは本当に繁殖力が素晴らしいんです。伸びた茎を少し切って土に植える挿し木でどんどん増えます。
特に春からの成長スピードが著しいです。嬉しい。
我が家の庭はこんなに痩せています
家を建てる時、業者さんの駐車場に使用する目的で後先考えず安い砂利を沢山敷いてしまい残念な庭になっちゃいました。
大きな砂利は取り除いて来客用の駐車スペースに移動させましたが、まだまだ細かい砂利が残っています。雨で固まりスコップもなかなか入らない硬さ。
その後、土を入れたりする予算もなく、困っていたある日の夏、アスファルトの上でモリモリだったヒメイワダレソウと出会いました。
今見てもあれは不思議な光景・・花の数も我が家の比じゃ無いくらい物凄かった。(後にその場所では雑草扱いとされ駆除されていました、あぁ勿体無い)
ヒメイワダレソウの増やし方
もう少し具体的に書いてみますね。
ヒメイワダレソウは種で増やすことは出来ないので最初は苗を入手して増やします。
成長が早いので春〜夏はぐんぐん広がります。
ある程度成長してきたら、伸びたツルを切って上から土を被せ、その土が乾かないように水やりを小まめにすると簡単に根付いてまたそこから広がります。
↑この時蔓に根っこのついたものを選ぶようにしましょう。
(被せる土はホームセンターで一番安くて保湿性の良い園芸用の土を使用しました)
根付くまでは根が乾かないよう朝・夕たっぷりと水やりをします。
基本これだけで増えました。
栄養がなくても、いやむしろ栄養がない場所の方が密度が高くて花の数も多い。レモンの木の近くは土が肥えてるせいか背が高くひょろひょろで花の数も少ないんですよね。↓
⬆️右にレモンの木がある場所のヒメイワダレソウです。
レモンの木の近くは肥料で土が肥えてる為、モッサモサ。なのに花の数が少ない。痩せてる土の左側の方が花も多く、地面に張り付いてるので歩きやすい!
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うっかり放置するとコンクリートの上にまで広がる繁殖力。
アスファルトの上ですらモリモリになってたくらいですからね。
庭を覆い尽くすまであと少し!上手くいけば砂利ゾーンの駐車場の方まで伸びてくれそう^^
ヒメイワダレソウが生えた部分はクッション性があるので、子供達が転んでも痛くありません。
以前にグランドカバーにしようとしたシロツメクサと共存している場所も^^
(シロツメクサも同様に物凄い繁殖力があります)←以前これで痛い目にあった
繁殖力がある故、他の植物(花壇の花とか)との共存は難しいのである意味注意が必要です。
我が家はレモンやキンカンの木、畑にも侵入してくるのでその部分はせっせと駆除しています。(そして駆除したヒメイワダレソウは別の場所に移植しています)
冬のヒメイワダレソウの様子
こんな感じです^^;冬はちょっと残念な感じ。
全体像はこんな感じ。蔓が残っているのでクッション性は残っています。
春になるとまた緑が復活するので大丈夫。
ここは同じくらい繁殖力の強いシロツメクサが共存している部分。↓
シロツメクサ冬でも緑で枯れませんでした。
これはこれで春になるとシロツメクサの花が咲くので上手く共存して自然な野原みたくいい感じになればなと思っています。バランスを見てまた次の春に考えようと思います。
その後のヒメイワダレソウ
2020年5月上旬の様子
冬の間は残念な感じでしたが、5月半ばにはこの通りまた復活しました。
よく歩くこの場所はこのように密度も高く「ぎっしり」した葉で覆われています。
蕾がちらほらと出てきました♩
よく歩く日当たりのいい場所ほど、密度が濃くぎゅっとした感じに育っていて好みです。
こちらは砂利を敷いた駐車スペース。砂利の上でどんどん広がってきています。
どんな痩せた土地でも育つ強い植物だということがお分りいただけるかと思います。
2020年5月下旬の様子
今年は花がぎっしり咲きました♡
そして雑草を狩る作業からほぼ解放されました。
以前あったシロツメクサは結局全部抜きました。やはりヒメイワダレソウ一色にしたかったから。
あとは、遊び心でまだヒメイワダレソウの無い場所に、ピンクの花が咲く品種を植えました。
すでに根付いて蔓を伸ばしています。
この夏でピンク花ゾーンがどこまで広がっていくか楽しみです!
追記!一年後広がってここだけピンクゾーンになりました♡
ピンクのヒメイワダレソウ
2020年6月上旬の様子
未だかつて無いほど花の密度が凄いです!!
こんなに花が密集しているのにまだまだ蕾を控えています。
砂利ゾーンも満開です。
あと少しで庭全体を覆い尽くしそうです。
そして更に翌年↓
結局共存していたシロツメクサは全て除去しました。
ヒメイワダレソウ一色のお花畑になりました!
よく歩くところはギュッとしてて密度が高くてかわいい。
逆にあまり歩かないところや影になってるところや土が肥えてるところはふんわりしています。
ヒメイワダレソウを植えてから、毎年6月が本当に楽しみになりました♪
まとめ
ヒメイワダレソウをグランドカバーにするメリットとデメリットについて
- 雑草対策になる
- 毎年可愛い花を咲かせてくれる
- 花と緑の絨毯♡
- クッション性があるので庭で子供達が転んでも安心。
- 痩せた土地でも育つ(むしろ痩せた所の方がいい感じ!)
- 根付いた後は水遣り・肥料が不要。雨水だけでOK!
- 他の植物との共存が難しい
- 繁殖能力が高いので、範囲から飛び出す場合は駆除が必要
- ミツバチが増える(我が家も増えました)
- 花の終わりは茶色くなってちょっと残念な感じに。
- 冬に一旦枯れるので冬の見た目はイマイチ。
などなどです。
こちらの記事に「ヒメイワダレソウ デメリット」で検索して辿りつかれる方が結構いらっしゃるのですが、やはりデメリットは気になりますよね。
しかし、私はデメリットよりも圧倒的にメリットの方が上回りました^^
たった数苗からここまで成長したヒメイワダレソウ。
コツは挿し木して土をかけたら、根っこが土に定着するようしっかり踏みつけます。
- 根付くまでは朝・夕たっぷり水遣りをする
- 根っこが定着するように踏みつける
- 定着後は水遣りしない(雨水だけ)
より早く緑の絨毯にするには苗の数で勝負するのがオススメです。
植え付けや挿し木は4月から11月頃まで可能。
河川敷の堤防に雑草対策として植えられ野生化してる事があり、少し摘んで増やすのも有りだと思います。(時間はかかりますが)
新品種 K7クラピアもおすすめ
土間に飾ってあるドライのスモークツリー。
例年6月頃に出回るスモークツリーの切り花を、今年は入手出来ずにいました。
ならば家で育ててみるか!と苗木を買いました♡
地植えにしようか迷ったけど、もくもくな可愛い花の咲く時期にウッドデッキに置けばリビングから眺める事が出来るので鉢植えに。
3年目で初めて実のついたレモン
肥料って大事ですね。。実は今年初めて肥料をあげました。。
肥料をあげた途端、花付きが良くなり実が付きました。
柑橘系専用の肥料がオススメです♡
大木になって沢山収穫出来たらレモン酒を作ろうと思います。
庭に植えてる木はいずれも小さな苗木から育てています。
またその様子も書けたらな〜←書きたい事だけは山盛りあるのに書かない^^;
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
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