お嫁入道具として新婚前に買った工房アイザワさんの
純銅製卵焼き器のおはなし。
10年間愛用中↓
サイズは15×15センチ
卵焼きは主婦が一生のうちに作る料理の中で最も多い料理のひとつ。夜ご飯のおかずはもちろんお弁当には定番の卵焼き。
買うなら絶対銅の卵焼き器を買おう!と決めていました。
長方形の『関西型』と正方形の『関東型』で迷い、夜ご飯にボリュームのある卵焼きが焼きたくて正方形で幅のある『関東型』に決めました。
少ない卵で焼いたりするお弁当メインの場合は長方形の『関西型』がおススメです。
Contents
関西型
関東型
卵焼きって、いわゆる母の味を感じやすい料理では??
お弁当=とりあず卵焼きはいれとこう派な方もきっと多いはず。
子供の記憶に『お母さんの作る卵焼きが一番美味しい』をインプットさせたい★
ちなみに我が家では九州からお取り寄せしている出汁醤油を入れて作る甘くない出汁巻きが定番です。
新婚当時は単純に料理が下手というのもありましたが扱い方がわからず、なんでこんなにひっつくの?とボロボロになった卵焼きを食卓に並べてはテフロンに走りそうになった事も。
現在は、卵焼き器と真剣に向き合い(大げさ)
上手く焼けるようになりました。
コツを掴めば本当においしくふっくら焼く事ができます。
まずはくず野菜を炒めたり、使い込んで油を馴染ませる。これに尽きます。
あとは火加減でしょうか。
YouTubeで卵焼き専門店の動画を見たりもしました(笑)
結局は失敗を繰り返して上手くなるのだと思いますが、そんなに構えなくて大丈夫です。
単に私が下手くそだっただけなのかもしれません(汗
銅ならではの熱伝導率の良さから隅々まで同じ火の通り方をしてくれるので焼きムラを感じません。
10年愛用の玉子焼き器でだし巻き卵
10年間、使い込んですっかり風格出ています
最初は銅でピカピカだったものが現在は真っ黒に。これぞ母の勲章!
料理屋の厨房で使い込まれた道具のカッコ良さに惹かれます。
卵5つ分。大好きな瞬間です↓
油が馴染み手前から奥にプルンと滑るように移動します。
弱火で少量ずつ流し込み、菜箸で薄く巻き上げます。
巻き簾に巻いて形を整えます。
カメラと卵焼き器を行ったり来たりしましたが(笑
出汁がじゅわ~っと染み出る出汁巻き。
出来ました★
お手入れは使用後、キッチンペーパーで汚れをさっと拭きます。青錆の原因になるとの事で基本的に水洗いはしなくてOKです。
中村銅器製作所さんも素敵
長く使える道具が大好きです。