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家づくりでやって良かった事とは反対に「こうすれば良かった」というのも結構ある我が家。
家づくりは3回建ててやっと理想の家が建つ。と言われていますが、
実際は3回も建てるられるわけもなく、多くの方が最初で最後のマイホームだと思います。
一回勝負のマイホーム。後悔しない為には失敗例を事前に把握して「失敗から学ぶ」に限ります
という事で、今日は我が家の「こうすれば良かった」土間編について書きたいと思います。
我が家の失敗例を参考にしていただければ幸いです。
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Contents
我が家の失敗とは
失敗&後悔しているのはこの土間の床です↓
我が家の顔とも言えるこの土間。
床はモルタルで出来ています。
失敗とはいえ、
モルタルの無機質な感じや、木の家具との相性が良いところ、雰囲気的にはとっても気に入っています。
ですが、実用的にはやはり問題がありました。
当初、土間と言えば「モルタル」と心にずっと決めていて、出来上がった時、私の中ではこれが一番だと思っていました。
そう、、
モールテックス (MORTEX®︎)の存在を知るまでは・・・・
モールテックスとは
ベルギーBEAL社から発売されている左官材「モールテックス (MORTEX®︎)」
優れた機能と高い意匠性を合わせ持つ「デザインコンクリート」を
薄塗りで作れる次世代の仕上げモルタルです。
MORTEXは、水を通さない薄く強靭な仕上げ層をつくる左官塗材で、優れた機能性と高い意匠性を合わせ持っています。屋内外の使用を問わず、表面を美しく化粧されたコンクリートや「タデラクト」のような鉱物性の表情を、お作りになる浴室、床、キッチン、家具、什器に与えます。無限の調色が可能で、あらゆる形へ塗付けられます。
世界の左官材料より
このモールテックス(MORTEX®︎)を知るきっかけになったのは、いつも好きでよく観ている「住人十色」という番組です。
次世代の左官材として、熱や水に強いモールテックス(MORTEX®︎)を床に使用されいるお宅を観た時に「こんな素材があったなんて」と大きな衝撃を受けました。
モールテックスの特徴。モルタルとの違いは?
①優れた防水性能なので水場にも使える
モルタルと見た目はほぼ一緒なのに、水に強いというのが大きな違いです。
モールテックスは水に強いので、キッチンや洗面所にも使用出来ます。
写真は我が家のモルタル土間。
普通のモルタルは、水を吸収する性質を持っているのでご覧の通り、水によるシミが出来てしまいます↓
施工当時、表面に防水性のあるクリア塗料を塗るか迷ったのですが、塗る事で表面がテカテカした感じになり、モルタルのマットな質感が損なわれると思い、塗りませんでした。
しかし土間には大きなウンベラータがある為、ジョウロに汲んだ水を持ち込んだり、葉水をする事も。
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また、玄関を上がるとすぐ土間な為、雨の日に子供たちが帰ってくると水が滴り落ちたり。それをうっかり放置するとシミになっていたりします。
写真のように、水を汲んだバケツの跡も輪じみになって残っています。
②柔軟性があるのでクラックしにくい
モールテックス(MORTEX®︎)のもう一つの特徴は柔軟性。
特殊な樹脂を混ぜているので曲げやたわみに強いのが特徴です。
我が家の土間に出来たクラックです。いつの間にか割れていました。
これはモルタルでは仕方ない事なのですが、モールテックス(MORTEX®︎)だと柔軟性がある為、こういった事も防ぐ事が出来ます。
③カラーが豊富
顔料を混ぜて作るので色数は無限大!!
壁にも使用できるので、1面だけモールテックス(MORTEX®︎)を使用してもお部屋のアクセントにもなりそうです。
④薄塗りなのに強度がある
1〜3mmなのにモルタルの5倍程度の表面強度があるそうです。
強度がある為、店舗の床などにも向いています。
まとめ
洗面台はモルタル+透明の塗料を塗っています。
ここもモールテックスだったらな〜と今更ながら感じています↓
費用的に、モルタルよりはモールテックス(MORTEX®︎)の方が輸入材料な為コストはかかりますが、もし施工前にモールテックスの存在を知っていたら、モールテックス一択だったと思います。
後悔しているとはいえ、今の土間の状態が嫌いという事ではありません^^
シミもクラックも「モルタル」の良さといえば良さだし、味と言えば味!
モールテックス(MORTEX®︎)の存在を知った時はとてもショックでしたが、今ではラフな感じで土間を楽しみたいと思えるようになりました。
激しく劣化したり、見た目がちょっと、、と思うようになったら現在のモルタルの上から施工する事も可能なので(厚みが1〜3mm)いつかリノベーションする日が来たらモールテックス(MORTEX®︎)を選ぼうと思います。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。